なぜ未登記建物が存在するのか?その理由について解説します!

こんにちは!愛知県新城市で土地家屋調査士をしております、淵名です。

前回は、土地家屋調査士として、未登記の建物を登記することの重要性についてお話ししました。

前回の記事はこちらから

そこで今回は、そもそもなぜ未登記建物が存在するのか?について解説する記事を書きたいと思います。

1.住宅ローンを使わなかった

家を建てるときに住宅ローンを使うと、銀行が建物の登記を求めます。しかし、自己資金だけで家を建てた場合、登記をしないことがあります。これが未登記の建物の一つの理由です。

2.登記の手続きを知らなかった

新しく家を建てたときに、登記が必要だと知らなかったり、誰も教えてくれなかったりすることがあります。そのため、登記がされずに未登記のままになってしまうことがあります。

3.増築や改築をした

家を増築(例えば部屋を増やす)や改築(例えばリフォーム)したときに、その部分の登記をしないことがあります。元の家は登記されていても、新しく増やした部分が未登記になることがあります。

4.古い建物

昔は今ほど登記の制度が整っていなかったため、古い建物が未登記のまま残っていることがあります。特に戦前や戦後すぐに建てられた建物は、登記がされていないことが多いです。

5.相続で受け継いだ

親や祖父母から家を相続したときに、その家が未登記であることがあります。相続人が登記の手続きをしないまま放置すると、未登記の状態が続きます。

まとめ

未登記の建物が存在する理由は、住宅ローンを使わなかったり、登記の手続きを知らなかったり、増築や改築、古い建物、相続などさまざまです。未登記の建物は、所有権の証明や売却、融資の際に問題となるため、早めに登記を行うことが大切です。

未登記の建物についてお困りのことがあれば、ぜひ土地家屋調査士へお気軽にご相談ください!

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