現役土地家屋調査士が紹介!土地家屋調査士試験 予備校選びのポイント:独学との比較

こんにちは!愛知県新城市で土地家屋調査士をしております、淵名です。

前回、土地家屋調査士試験に関する記事を書きました。

こちらからご参照ください

土地家屋調査士試験、数多くの特徴があるため、定期的に記事にしていきたいと思います。

そこで今回は、土地家屋調査士試験を受験するにあたり、独学か予備校か?予備校選びのポイントは?について書きます。

1.独学or予備校?

試験勉強を始めるにあたり、最初に決めるべきこととして、独学か予備校かであると思います。

試験の難易度やモチベーションの維持など、他試験と同様の要素はありますが、これとは別に、土地家屋調査士試験特有の難しさがあります。

私の考える主な要素として・・・

・他試験に比べて、参考書や問題集が少ない!

土地家屋調査士試験に関する情報は、他の資格試験に比べて少ないです。特に独学向けの教材や情報が限られているため、効率的な学習が難しくなる。

・図面作成や計算問題の攻略は、独学では困難!

土地家屋調査士試験では、関数電卓を使った測量計算や図面の作成が必要です。これらの実技は独学で習得するのが難しく、特に作図の手順や精度を高めるには専門的な指導が不可欠。

こういった背景もあり、土地家屋調査士試験では、予備校を活用する割合が高いと感じております。

土地家屋調査士試験を取り扱う予備校は多くないですが、ここ数年増えてきておりますし、ほどんどの予備校は通信制クラスがあります。

よって、通信制に抵抗がない方であれば、特に問題なく受講することができると思います。

実は私も、とある土地家屋調査士試験予備校のお手伝いをしておりますが、その件については追々記事にしてみたいと思います。

2.予備校選びのポイント

実際私も予備校を利用しました。

予備校として有名な5校の特徴をまとめた、資格ラボさんの記事は下記リンクからご参照ください。

予備校を選ぶポイントとしては、下記のようなところが一般的と思われます。

(1)指導形態

予備校には、通学型、通信型、オンライン型など様々な指導形態があります。それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分のライフスタイルや学習スタイルに合ったものを選ぶといいでしょう。

・通学型

直接講師から指導を受けられるため、モチベーションが維持しやすいです。ただし、通学時間がかかる点がデメリットです。
・通信型

自宅で好きな時間に学習できるため、時間の自由度が高いです。自己管理が求められます。

(2)講師の質と実績を確認

講師の質は予備校選びの重要なポイントです。講師の経歴や実績、受講生の合格率などをチェックしましょう。口コミやレビューも参考になります。

・講師のスタイルやテキスト

専門知識が豊富で、教え方が上手な講師がいるか確認しましょう。

今はyoutubeなどで、各予備校の講義のサンプルが数多く掲載されています。一通り視聴してみるとよいでしょう。

講師の講義のスタイルやテキストなど、自身に合うものを選択するのが一番です。

・合格実績

その予備校の過去の合格実績を調べ、自分の志望校への合格者が多いか確認します。

私の経験では、合格実績より自身に合う講師・テキスト選び重点を置いた方がよいと思います。

(3)カリキュラムの内容を比較

予備校ごとにカリキュラムの内容や進行ペースが異なります。自分の学習スタイルや進度に合ったカリキュラムを提供している予備校を選びましょう。

・カリキュラムの柔軟性

自分のペースで学習できるか、必要なコースだけを選択できるか確認します。

・模擬試験

定期的に模擬試験が実施されているか、試験対策が充実しているかも重要です。

(4) サポート体制を確認

質問対応や個別指導、模擬試験などのサポート体制が充実しているかを確認しましょう。特に、試験直前のフォローアップがしっかりしている予備校は安心です。

・質問対応

質問がしやすい環境か、オンラインでの質問対応があるか確認します。

・個別指導

必要に応じて個別指導が受けられるか、学習相談ができるか確認します。

(5)料金とコストパフォーマンス

予備校の料金は大きな投資です。料金と提供されるサービスのバランスを考慮し、コストパフォーマンスの良い予備校を選びましょう。教育訓練給付金制度を利用できるかも確認しておくと良いです。

土地家屋調査士試験についての記事は、今後も配信していく予定です。

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